「ミニマリストに憧れるけど自分には難しそう」
「家族が多いとミニマリストになれない?」と悩んでいる人には、頑張りすぎずに実践できる”ゆるミニマリスト”がおすすめです。
ゆるミニマリストは家族が多い人や時間がない人、ある程度物を残したい人も実践できます。
こちらではゆるミニマリストを実践する方法や成功させるコツについて、わかりやすくまとめました。
ミニマリストに興味がある人やゆるミニマリストを目指している人は、今回の記事を参考にしてみてください。
ゆるミニマリストとは?
最初に、ゆるミニマリストとは何かについて解説します。
ゆるミニマリストは物を最小限にすることにこだわりすぎず、自分のお気に入りの物に囲まれて暮らすという考え方です。
ミニマリストと捨て活の良い所を組み合わせているため、シンプルですっきりした暮らしと頑張りすぎないゆるさを両立できます。
はじめは、具体的にゆるミニマリストを実践する方法を紹介します。
ゆるミニマリストを実践する4つの方法
ゆるミニマリストを実践する方法は以下の4つです。
- 自分にとって必要な物を考える
- 収納を見直す
- 不要な物を処分する
- レンタルやサブスクを検討する
ゆるミニマリストは明確な基準定められていないため、自分にとって必要な物や行動の見直しが大切です。
自分についての理解が深まると、本当に必要な物がわかります。
自分にとって必要な物を考える
物を減らす前にまずは自分にとって必要な物を考え、明確にします。
自分の好きな物や趣味、仕事、生活など暮らしていく上で必要不可欠な物は何かを確認しましょう。
基準となるのは、自分が必要と感じるかどうかです。
普通はみんな持っているから、人気があるからなど他人ではなく自分の気持ちを軸に考えます。
家の中を見渡すとなんとなく買ったけど使っていない物やもったないなくて捨てられない物など、不要な物の多さに気付きます。
ゆるミニマリストを実践するためには、自分が好きな物や大切にしていることを明確にするのが近道です。
なかなか物を捨てられない人は収納の見直しで、部屋をすっきりさせられます。
収納を見直す
一気に物を減らすのはハードルが高いと感じている人も、収納の見直しであれば気軽に始められます。
きちんと整理して収納されていれば、物の量が同じでもすっきり見えます。
なかなか部屋が片付かない人は、収納グッズを見直すのも1つの案です。
同じ場所に使う収納ボックスは、大きさや色をそろえると統一感が出ます。
収納ボックスのサイズは、収納する場所や棚の高さに合わせましょう。
サイズが合っていない物を使うと収納できる量が減ったり、見た目がちぐはくに見えたりしてしまいます。
収納ボックスは百均やホームセンター、通販などさまざまな場所で簡単に手に入ります。
収納の中に入れる物の量は、6〜8割程度が目安です。
スペースをすべて埋めてしまわず余白を残すようにすると、後から多少物が増えても収まります。
所持品は収納に収まる範囲内にとどめ、不要な物を処分して買い替えを意識するのが大切です。
不要な物を処分する
新しい物を買う時は、代わりに不要な物を処分するようにしましょう。
持っている物の見直しは、はじめに必要な物と不要な物を分けます。
最初は処分しやすいダンボールやスーパーの袋、クリーニングのハンガーなどがおすすめです。
多くなりがちな服やバッグ、靴などは1年以内に使ったかどうかを目安にすると判断しやすくなります。
判断に迷う場合は一時的に保管し、しばらく使わなかった場合は処分します。
一度に見直そうとすると作業が進まず挫折の原因となるため、1日1箇所など範囲を決めて作業するのがコツです。
新しく欲しい物がある時もすぐには買わず、家にある物で代用できないか考えます。
最近はさまざまなレンタルやサブスクのサービスが提供されているため、それらを利用する方法もあります。
レンタルやサブスクを検討する
一時的にしか使わない物は、買わずにレンタルやサブスクの利用を検討しましょう。
サブスクとは、サブスクリプションの略で製品やサービスを一定期間、定額で利用できるしくみのことです。
サブスクには、以下のような種類があります。
- 映画
- 音楽配信
- 電化製品
- 食材
- 本
- 服
- 自動車
- 英会話など
使用頻度が少ない物や使用する期間が短い物は収納している時間が長くなってしまうため、必要な時だけ利用できるレンタルやサブスクがおすすめです。
レンタルやサブスクでは最新の製品も取り扱っているため、買い替えの頻度が少ない電化製品は試しに使ってみてから購入する案もあります。
上記の方法を実践し、ゆるミニマリストを成功させるためにはいくつかコツがあります。
ゆるミニマリストを成功させる4つのコツ
ゆるミニマリストを成功させるためのコツは、以下の4つです。
- 完璧を意識しすぎない
- 捨てる以外の方法を試す
- あえて”しないこと”を決める
- 変化を実感する
ゆるミニマリストは自分が快適に感じられるのが基準のため、無理せず取り組むのが大切です。
長く続けるうちに少しずつライフスタイルが変化し、シンプルで居心地の良い暮らしが実現できます。
ゆるミニマリストを成功させるためには、完璧を意識しすぎない心構えを持ちましょう。
完璧を意識しすぎない
最初から完璧を目指すと挫折の原因になるため、ゆるミニマリストは完璧を意識しすぎないことが大切です。
一度に見直す範囲や時間を決め、少しずつ物の数を減らします。
家族や同居人がいる場合は物を減らすことを強要せず、お互いが納得できる範囲で見直します。
共有の物を勝手に処分するとトラブルの原因になるため、最初は自分の私物など判断しやすい物がおすすめです。
1箇所につき1つ、1日5分など少しずつでも継続していくと、だんだん自分にとって必要な物が明確になります。
不要な物を見つけてももったいないと感じてしまう人は、捨てる以外の方法を試しましょう。
捨てる以外の方法を試す
捨てる以外に所持品を手放す方法は、中古品買取店への売却やフリマアプリがあります。
中古品の買い取りは店頭に不要な物を持ち込むとその場で査定が行われ、現金が手に入ります。
フリマアプリは、自宅にいながらスマホで簡単に出品が可能です。
ただしスマホアプリに出品して売れない商品は自宅で保管するため、ある程度の期間で売れない場合は処分を検討する必要があります。
不用品の売却は臨時収入が得られるため、片付けのモチベーションにつながります。
しかし持ち物や収納の見直し、不用品の処分などやることが増えて負担に感じる人もいるでしょう。
ゆるミニマリストの実践には、”しないこと”を決めるのも効果的です。
あえて”しないこと”を決める
忙しい人や時間がない人がゆるミニマリストを成功させるためには、あえて”しないこと”を決めるのが大切です。
ゆるミニマリストは生活全体に対する考え方のため、減らすのは物だけとは限りません。
寝る前にだらだらとスマホを見てしまう、帰り道になんとなくコンビニに寄ってしまうなど、必要ないのにやっている行動も減らす対象になります。
自分がやらなければならないと思っていることは本当に必要か、一度考えてみましょう。
なんとなくやっていた家事や習慣などを見直し、やることが減ると時間と心に余裕が生まれます。
生活の変化は、ゆるミニマリストを継続する原動力となります。
変化を実感する
不要な物や習慣が減って生まれた変化を実感できると、モチベーションの向上につながります。
ゆるミニマリストを実践すると、以下のような効果が期待できます。
- 出費が減る
- 部屋の掃除がラクになる
- 部屋を広く使える
- 物の収納場所が明確になる
- なくし物や探し物が減る
- 集中しやすい環境を作れる
- 時間に余裕ができるなど
上記のような変化が達成感につながり、部屋が徐々にシンプルで居心地の良い空間になっていきます。
なかなか変化が感じられない場合は処分した物や習慣をリストに書き出す、片付けした日を記録するなど取り組みを自分で見直せるようにしましょう。
理想の暮らしを実現するには少し時間がかかるかもしれませんが、変化を感じながら取り組むことで楽しみながらゆるミニマリストを目指せます。
小さな積み重ねが理想の暮らしに近づく第一歩となるため、ゆるく長く続けることが大切です。
ゆるミニマリストはすっきりした暮らしとゆるさを両立できる
ゆるミニマリストは物を減らすことにこだわりすぎないため、シンプルですっきりした暮らしと頑張りすぎないゆるさを両立できます。
ゆるミニマリストを実践する方法は自分にとって必要な物を明確にし、収納の見直しや不要な物を処分します。
使用頻度の低い物や使用期間の短い物は、レンタルやサブスクを利用するのも1つの方法です。
ゆるミニマリストを成功させるためのコツは完璧を意識しすぎず、物を捨てる以外の処分方法も検討します。
無理に物を減らそうとするとかえってストレスになるため、自分が必要と感じた場合は残します。
忙しい人や時間がない人は、”しないこと”を決めるのも効果的です。
やることが減って時間に余裕ができるため、精神的にもゆとりが生まれます。
出費の減少や時間の余裕などの変化が実感できると、モチベーションの向上につながります。
小さな積み重ねで理想の暮らしに近づくため、ゆるく長く続けるのが大切です。
無理のない範囲で少しずつ持っている物の量や行動を変え、すっきりした空間と心を手に入れましょう。
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