リビングにダイニングテーブルセットを置くか迷っている人も多いのではないでしょうか?
小学生の子供がいる私の家では、ダイニングテーブルセットを置かなくてよかったと感じています。
こちらでは、ダイニングテーブルセットをやめてよかった理由と代わりの案について紹介します。
ダイニングテーブルセットを買うか迷っている人は参考にしてみてください。
ダイニングテーブルセットをやめてよかった3つの理由
ダイニングテーブルセットは食事が取りやすく、ダイニングとリビングの空間を分けるのに便利です。
しかし、小さな子供にはダイニングテーブルセットが不便に感じる点もあります。
ここでは、私の家庭がダイニングテーブルセットをやめてよかったと感じた理由を3つ紹介していきます。
部屋のスペースを有効活用できる
やめてよかった1番の理由は、部屋のスペースを有効活用できるからです。
ダイニングテーブルセットを置く代わりにラグを敷き、娘のあさちゃんの遊ぶスペースにしています。
3人家族でダイニングテーブルセットを買う場合は円形のテーブルにいすを3脚置くか、長方形のテーブルにいすが4脚付いたセットが一般的です。
リビングにダイニングテーブルセットとソファの両方をリビングに置くと、キッズスペースが作れなくなってしまいます。
現在はリビングの約半分の広さがテレビボードとハンガーラック、キッズスペースです。
幼稚園のころはキッズスペースの横におもちゃを置いていましたが、小学校に入学をきっかけに学校用品のための収納家具を設置しました。
キッズスペースの横が対面式キッチンのカウンターとなっており、カウンター下のデッドスペースに収納家具を置いています。
ランドセルはテレビボードの横のハンガーラックの下部に収納しているため、動線もスムーズです。
あさちゃんは帰宅後リビングに直行し、リビング学習や学校の準備を行います。
子供が低学年のうちは親が学校の準備や宿題を見る機会が多いため、リビングのランドセル収納は便利です。
しかしスペースに余裕がない家具を多く置くと圧迫感が出やすく、窮屈に感じる場合があります。
私の家ではダイニングテーブルセットをやめてリビングに置く家具を減らし、開放感のある空間を作っています。
ダイニングテーブルセットには、小さい子供ならではの悩みもあります。
ダイニングテーブルセットは小さな子供に高さが合わない
2つめの理由は、ダイニングテーブルセットに付属しているいすは小さな子供に高さが合わないためです。
付属のいすは大人が使うのを想定しており、小さな子供では足がつきません。
子供が小さい頃は子供専用の椅子を使っている家庭も多いのではないでしょうか?
子供が成長するにつれて届くようになりますが足が床から浮いたままのため、落ち着かない場合があります。
お友達の家に遊びに行った際、ダイニングテーブルセットのいすと別で子供用の椅子を置いているのをよく見かけます。
4人家族でセットのいす4脚と子供専用のいす2脚、合計いすを6脚置いている家庭も見かけました。
来客の際には便利ですが、ダイニングだけでかなりのスペースが必要です。
いすは偶数でセットになっている場合が多いため、3人家族でいす4脚セットを設置して別に子供専用いすも置いている家庭もあります。
家族の人数よりもいすの数が多くなり、普段は使わない家具でスペースが取られてしまいます。
いすの数が多いと、その分部屋の掃除や模様替えも大変です。
掃除や模様替えがしやすい
やめてよかった3つめの理由は、部屋の掃除や模様替えがしやすいためです。
いすを移動する手間が減って掃除機をかけやすい、模様替えしやすいなどのメリットがあります。
家具が減ると移動が簡単なため、頻繁に引っ越しする家庭にもおすすめです。
家具が少なくなると開放感が感じられ、実際の畳数よりも広く見える効果もあります。
実際に私と同じマンションで同じ間取りに住むお友達親子が遊びに来た時、空間の広さに驚いていました。
いらっしゃい、上がって〜
お邪魔します。えぇっ、うちと同じ間取りなのになんか広いね!
えっ、そうかな?
なんかすっきり見える!家具が少ないからかな
お友達親子の家はリビングにダイニングテーブルセットとソファ、ローテーブルを置き、部屋の中央に収納家具で間仕切りを設置しています。
さらに壁際に背の高い本棚を設置しているため、ダイニングとソファの間隔が狭くなっていました。
家具の配置によって、部屋の印象はかなりちがって見えます。
ダイニングテーブルセットを置かないリビングにはたくさんのメリットがありますが、「ないと不便では?」と思う人もいるでしょう。
続いて、ダイニングテーブルセットの代替案と具体的なインテリア例を紹介します。
ダイニングテーブルセットの代替案と具体的なインテリア例
ここからは、ダイニングテーブルセットに代わるおすすめのダイニング案と具体的なインテリア例を紹介します。
ダイニングテーブルセットの代わりはソファダイニングがおすすめ
ダイニングテーブルセットの代わりは、ダイニングテーブルにソファを組み合わせたソファダイニングがおすすめです。
ソファダイニングは1つでダイニングテーブルセットとリビングの両方の機能を兼ねているため、省スペースで設置できます。
通常のダイニングテーブルセットに比べて座面やテーブルの高さが低い分目線が低くなり、開放感が感じられるのも特徴です。
リビングのソファを主役にすると、カフェのような雰囲気を作れます。
家具の配置は長方形のダイニングテーブルの長い辺にソファを置き、短い辺に子供用のいすを置いています。
今は自分で食事していますが、小さい頃は親が食事の世話をするのでななめの配置は便利です。
娘が小学生になり、ソファダイニングでリビング学習する機会も増えました。
子供用いすは高さ調節が可能なので足がきちんと足置きにつき、落ち着いて勉強できます。
ソファに座って宿題を見るのはもちろん、キッチンからも娘の様子がわかります。
クッション性のあるラグを敷いてキッズスペースを作る
うちの家ではテレビボード前にクッション性のあるラグを敷いて、キッズスペースを作っています。
ラグにより視覚的にキッズスペースを認識しやすくなり、あさちゃんもラグの上がおもちゃを広げていいスペースと認識しています。
ラグは、床の傷や下の階への騒音対策にも効果的です。
キッズスペースはキッチンの横、ソファダイニングの前にあるため、キッチンやソファからあさちゃんの様子を見守れます。
私は在宅で仕事をしているため、ソファダイニングでパソコンの作業をしながらあさちゃんの様子がわかります。
部屋の中央に家具がなく、ドアから窓まで視線が抜けるようなレイアウトになっています。
洗面所からバルコニーへの動線が確保されるため、洗濯物を干す時にも便利です。
家具の少ないリビングですが、来客などで人数が増える時はベンチで対応しています。
ダイニングチェアのかわりにベンチを置く
私の家では来客時の対応として、ダイニングチェアのかわりにベンチを置いています。
普段は別の部屋に置き、ホームパーティーや多人数の来客時にはリビングに移動して使います。
ベンチもソファダイニングと同様に、開放感を演出するのに効果的な家具です。
背もたれがない分、高さを抑えられるので圧迫感が出ません。
前後どちらからも座れるため小さな子供も座りやすく、つめて座れば人数調整できるのも特徴です。
リビングは広くありませんが、ソファダイニングとキッズスペース、ベンチで開放的な空間に仕上げています。
ダイニングテーブルセットを買うか迷っている人は、ソファダイニングを採用してみてはいかがでしょうか?
今回の記事が子供がいる家庭や、リビングのスペースに余裕のない家庭の参考になれば幸いです。
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